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でかいチーズをベーグルする

でかいチーズはベーグルすべきです。

The Length of Bridge Ties:Structural and Geographic Properties of Online Social Interactionsを読んだ

paper

下の論文を読んで研究室のゼミで論文紹介した。

The Length of Bridge Ties:Structural and Geographic Properties of Online Social Interactions, ICWSM, 2012

論文


この論文は簡単にいえば「SNSのユーザの居住地とソーシャルグラフの構造とTie strength(日本語でなんていうんだっけ?)の三つの関係性を調べました」っていう感じ。

結論として挙げられていたのは以下の三点。

  • ソーシャルグラフ複数のグループ(密な部分グラフ)から構成されているけど、同じグループに居るユーザ同士は居住地が互いに近いよ(geographically closer pair)。逆に、別のグループに居るユーザ同士は居住地が互いに遠いよ。
  • 同じグループに居るユーザ同士は頻繁にメッセージをやり取りするよ(strong tie)。また、ソーシャルグラフの密な部分(core)にいるユーザ(有名人とか)と疎な部分(periphery)にいるユーザ(新規ユーザとか友達が少ない人とか)は頻繁にメッセージをやりとりするよ。
  • メッセージのやり取りの頻度(tie strength)と居住地の近さ(spatial distance)には相関がなかったよ。

これは面白い!っていう結果はなかったけど、著者らが言っているように、ネットワーク構造と居住地の近さの関連を調べたのは初めてみたいだからそのへんがこの論文の貢献らしい。直感的にそうだろうなーと思うようなことでもしっかりと定量的に分析するっていうのはやっぱり大事ね。