WWW2012勉強会で発表してきました

毎度おなじみDBReading。今回はWWW2012勉強会でした。
http://qwik.jp/dbreading/56.html

WWWはWeb系のトップカンファレンスで、名だたる大学や企業研究所がばしばし論文を出してます。
その論文たちを一日で全部紹介してやろうってのがWWW2012勉強会の趣旨です。

僕の担当はSession18のInformation Diffusion in Social Networksでした。

www2012 from yamaguchiyuto

この分野はかなり盛んに研究されている分野で、研究している身としては面白いとは思うんですが、実際にこの研究成果ってどんなところに応用されているんですかね。僕が知識不足なだけかもしれませんが、アプリケーションがもっと明確になってくると面白い気がしますねー。

WWW2012全体としては、やっぱりデータ至上主義で、データを持ってるところが強すぎます。新しいアルゴリズム、モデル、分析手法を考えました！っていうよりは、持ってるデータ分析したらこういうことがわかりました！っていうのが多かったですね。そういうのも面白いとは思いますが、じゃあ結局それは何に役に立つの？って聞かれたら答えられない研究もチラホラあったようななかったような。まぁ、とはいっても実験はかなりしっかりと、詳細にやられていて、さすがトップカンファレンスっていう印象でした。

参加者の皆さんお疲れ様でした！